ホンダ、少量生産車を一貫生産---移管を前倒し実行

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ホンダ、少量生産車を一貫生産---移管を前倒し実行
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ホンダは、今夏に予定していた、栃木製作所高根沢工場で生産している『NSX』、『インサイト』、『S2000』の少量生産機種の鈴鹿製作所への移管を、5月に前倒しすると発表した。

少量生産車種のエンジンから車体までを一貫生産する体制を構築する。工期日程の短縮の目途がたったため。

5月の生産移管に伴い、ホンダエンジニアリング栃木技術センターで行っている少量生産車用のエンジン生産も鈴鹿製作所に移管、集約することで生産の効率化と品質の向上を図る。

鈴鹿製作所に新設される少量生産ラインは、鈴鹿製作所の既存の設備と高根沢工場から移管される専用生産設備を組み合わせることで、少量生産ながら低コストの生産体質を実現する。

また、エンジンについても鈴鹿製作所の既存エンジン工場内に、ホンダエンジニアリング栃木技術センターで使用していた少量生産機種向けのエンジン設備を移管して活用するなど、既存の設備を有効活用することで移管に伴うコストを最小限に抑え、効率的な生産移管を実現すると、している。

少量生産車用の新設ラインの生産能力は、日産60台で、鈴鹿製作所全体の生産能力は日産2260台となる。

《レスポンス編集部》

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