ホンダの労働組合である本田技研労働組合は3日、今年の春闘の年間一時金要求を過去最高の6.6カ月とする方針を固めた。ベースアップ(ベア)要求は、2年連続で見送る。
昨年は6.5カ月を要求し6.4カ月を獲得した。今年度の連結業績が、過去最高を更新する見通しであることを背景に、昨年を上回る月数を要求する。18日に会社側に提出する。
大手メーカーの労働組合では、トヨタ自動車労働組合が、2年連続でベア要求を見送り、年間一時金も、5カ月プラス55万円と昨年より2万円引き下げた。日産は、1000円のベアと6カ月の年間一時金を要求する見通し。