【パナソニック・ストラーダ『DS100』緊急取材】タッチパネルとハードウェアキー

自動車 テクノロジー カーナビ/カーオーディオ新製品
【パナソニック・ストラーダ『DS100』緊急取材】タッチパネルとハードウェアキー
【パナソニック・ストラーダ『DS100』緊急取材】タッチパネルとハードウェアキー 全 3 枚 拡大写真

“ストラーダ”シリーズの第一弾モデルの『DS150』と『DS250』に採用され、今回の『DS100』にもひきつづき継承されたのが、タッチパネルインターフェイスと前面に位置するハードウェアキーだ。

【画像全3枚】

DS100の場合は、右側から「現在地」、「行き先」、「戻る」の順にキーが並んでいる。ハードウェアキーそのものについてもDS150やDS250よりもサイズを大きくしてあり、文字も見やすくしてある。

「この三つに関してはスペシャルキーという位置付けですね。使用頻度が高いと思われるのでハードウェアキーにしています」と平川隆幸・チームリーダーは説明する。

さらに平川チームリーダーは「使用頻度の高いキーをハードウェアキーにしたのは、よく使うものなので前面に出したかったという理由もありますが、よく使うキーだけにタッチパネルで操作させてしまうと画面が汚してしまうので、それを防ぎたかったという理由もあります」とも説明する。

タッチパネルは直感的な操作を可能とするが、その反面、画面が皮脂で汚れやすいという欠点も持つ。松下がタッチパネルを採用したのは「この汚れを目立たなくする特殊なフィルタつきの液晶を開発できたから」だが、とはいっても汚れはできるだけ避けたい。

このためストラーダでは、頻繁に使う機能を本体ハードウェアキーで、ナビの基本操作はリモコンで、各種設定などの複雑な操作はタッチパネルで…というように、その機能を振り分けている。

キーを必要最小限に抑え、「どれを押したらいいの?」と指を宙で泳がせる必要がないというのもエントリーモデルでは必須の条件といえるだろう。

《石田真一》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. ホンダのSUV『パスポート』、オフロード性能を極めるコンセプトカー提案…SEMA 2025
  2. ミズノ、カーボン技術活用の新フットギア「MOBILARIA β」発表…ジャパンモビリティショー2025
  3. 日産 フェアレディZ をレーシングカーにカスタム、「NISMO GT-Z」発表へ…SEMA 2025
  4. 【スズキ ソリオバンディット 新型試乗】ソリオの魅力は“実用前提のちょうどよさ”にある…島崎七生人
  5. レクサスの新型「6輪ミニバン」の全貌が明らかに!「LS」はラグジュアリーセダンから「ラグジュアリースペース」へ…ジャパンモビリティショー2025
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. EV充電インフラ-停滞する世界と“異常値”を示す日本…富士経済 山田賢司氏[インタビュー]
  3. ステランティスの水素事業撤退、シンビオに深刻な影響…フォルヴィアとミシュランが懸念表明
  4. SUBARUの次世代アイサイト、画像認識技術と最新AI技術融合へ…開発にHPEサーバー導入
  5. 「ハンズオフ」は本当に必要なのか? 高速での手離し運転を実現したホンダ『アコード』を試乗して感じた「意識の変化」
ランキングをもっと見る