路上駐車に罪悪感を持たない……悪質違反者を一斉摘発

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愛知県警は12日、交通違反を繰り返しながら警察への出頭要請を無視していたり、軽微な違反ではあるが反則金の納付を拒んでいた悪質違反者17人を道路交通法違反の各容疑で10日までに逮捕していたことを明らかにした。

逮捕状が交付されたものの、転居などによって行方のわからない7人については居所の確認を行った後、逮捕するとしている。

これは愛知県警・交通捜査課が明らかにしたもの。今回の強制捜査対象となったのは、(1)駐車違反や一時停止違反など違反内容自体は軽微であるものの、正当な理由なく反則金の支払いを拒み続けたりする者、(2)オービス(速度違反自動取締機)にキャッチされているにも関わらず出頭を拒んでいる者、(3)再三の呼び出しを無視し、違反行為の時効抹消を狙う者など、総勢24人。

昨年4月に発足させた悪質違反者の専従捜査班が摘発にあたり、10日までに17人を逮捕した。逮捕者の違反内容で最も多かったのが駐車違反。

速度超過違反を行った者は、一度逮捕されてしまえば自分の罪をすぐに認める傾向にあるが、駐車違反を行った者は「違法駐車自体に罪悪感を持っていない」ので、逮捕状を執行する際に異議を唱える者が大半だという。

交通捜査課では「今後もこうした強制捜査を継続して行う」とコメントしている。

《石田真一》

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