少年による街頭犯罪を撲滅するための専門部署…埼玉県警

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埼玉県警は12日、今年4月に行われる組織再編の際、非行少年グループによる刑法犯罪の捜査を専門に行う少年捜査課を新たに設置することを明らかにした。生活安全部の下に位置し、バイクを使ったひったくりなどの街頭犯罪を中心に担当する。

埼玉県警内には、少年が引き起こす事件を担当してきた少年課がすでに存在するが、県内では少年によって引き起こされる街頭犯罪が急増しているという現状があり、刑法犯罪専門の専従捜査員を置いて事件に対処することになった。

これにより、発生した事件の処理を新たに設置する少年捜査課が行い、従来から存在する少年課はすでに検挙した少年の事後ケアや、事件の未然防止に向けた指導を行っていくなど、業務内容も完全に切り離すことにしている。

埼玉県内では昨年1月から10月末時点で約5万件の街頭犯罪が発生しているが、このうち中高生が関わったとされるのは全体の7割。19歳までの範囲にすると8割超の数字となる。

特に南部地域においてミニバイクを使ったひったくり事件が頻発しており、現在の人員では完全に対処しきれない状況になりつつあるため、今回の専門部署設置となった。

《石田真一》

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