【スマートプレート実証実験04】その3---プライバシー問題も解決か

自動車 テクノロジー ITS
【スマートプレート実証実験04】その3---プライバシー問題も解決か
【スマートプレート実証実験04】その3---プライバシー問題も解決か 全 1 枚 拡大写真

国土交通省は、スマートプレートに盛り込む情報から、車両の所有者・使用者の氏名や住所などの個人情報を除く考えを明らかにした。「車両の諸元情報や、低公害認定の有無など、車両の属性だけでサービスに支障はない」(自動車交通局)と判断したためという。

商用サービスなどでどうしても個人情報が必要な場合、スマートプレート内に民間サービス用の記憶領域を設けておき、サービス会社に利用者の同意をとらせるなどしたうえで、この領域に個人情報を書き込ませる、という。

ETCなどと違い、国がその気になれば全車両に装着を強制できるスマートプレートだけに、プライバシー侵害への懸念は根強い。

今回、国交省が個人情報を基本的に盛り込まない方針を打ち出したことにより、普及に向けた障害がひとつ、取り除かれたと言えそうだ。

《編集部》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. 狭い道! 制限1.9mだが何かがおかしい…東京都小金井市
  2. ポルシェ、新型『911カップ』発表…520馬力にパワーアップ
  3. 4億円オーバーのV12エンジン搭載「完全アナログ」なハイパーカー登場!
  4. かつてのマーチ、新型日産『マイクラ』英国発売に、SNSでは「英国は小型車の価値を知ってる」「日本でも売りゃいい」の声
  5. トヨタ『ハリアー』6年ぶりのフルモデルチェンジへ…注目ニュースベスト5 2025年上期
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. EV充電インフラ-停滞する世界と“異常値”を示す日本…富士経済 山田賢司氏[インタビュー]
  3. ステランティスの水素事業撤退、シンビオに深刻な影響…フォルヴィアとミシュランが懸念表明
  4. SUBARUの次世代アイサイト、画像認識技術と最新AI技術融合へ…開発にHPEサーバー導入
  5. 「ハンズオフ」は本当に必要なのか? 高速での手離し運転を実現したホンダ『アコード』を試乗して感じた「意識の変化」
ランキングをもっと見る