【スマートプレート実証実験04】その5---なんとIPv6にも対応!

自動車 テクノロジー ITS
【スマートプレート実証実験04】その5---なんとIPv6にも対応!
【スマートプレート実証実験04】その5---なんとIPv6にも対応! 全 1 枚 拡大写真

新型スマートプレートは、事実上、無限のアドレスを割り振ることができるIP(インターネットプロトコル)Ver.6の識別子もさりげなく搭載している。

実験を取材したプレス陣からはほとんど質問がでなかったが、これはビッグニュースだ。実験に立ち会ったデンソーのエンジニアは「スマートプレートを出入り口とし、さまざまな車載部品と情報をやりとりできるようにもできます」と、その拡張性の高さを説明する。

もともと、ナンバープレートや車検証の情報を電子化するという目的でスタートしたスマートプレートだが、IPv6対応により、さまざまな商用サービスへの応用の道が開けてきた、といえそう。

国交省が目指してきた「ITS社会でのインフラ役」という目的が、一気に現実味を帯びてきた。ただ、「現在の仕様をベースにすると06年にも技術的なメドが立つ」(自動車交通局)とは言え、具体的なアプリケーション像が描き切れていないのが悩み。

今後の課題はまず、ユーザーが納得して装着できるような公的アプリケーションの開発になりそうだ。

《編集部》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. 狭い道! 制限1.9mだが何かがおかしい…東京都小金井市
  2. ポルシェ、新型『911カップ』発表…520馬力にパワーアップ
  3. 4億円オーバーのV12エンジン搭載「完全アナログ」なハイパーカー登場!
  4. かつてのマーチ、新型日産『マイクラ』英国発売に、SNSでは「英国は小型車の価値を知ってる」「日本でも売りゃいい」の声
  5. トヨタ『ハリアー』6年ぶりのフルモデルチェンジへ…注目ニュースベスト5 2025年上期
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. EV充電インフラ-停滞する世界と“異常値”を示す日本…富士経済 山田賢司氏[インタビュー]
  3. ステランティスの水素事業撤退、シンビオに深刻な影響…フォルヴィアとミシュランが懸念表明
  4. SUBARUの次世代アイサイト、画像認識技術と最新AI技術融合へ…開発にHPEサーバー導入
  5. 「ハンズオフ」は本当に必要なのか? 高速での手離し運転を実現したホンダ『アコード』を試乗して感じた「意識の変化」
ランキングをもっと見る