三菱大型トレーラー脱輪事故、原告側が賠償請求額を引き上げ

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三菱自動車製の大型トレーラーの前輪が外れ、付近を歩いていた母子を死傷させた事故の民事訴訟で、原告側は、三菱自動車への損害賠償請求額を1億6500万円に増額することを決めた。

事故が予見できたにも関わらず、同社が必要な対策を怠ったことへの制裁的慰謝料を含めたという。

原告側によると、今回の民事訴訟で、これまでは車検を行う国と、トレーラーの運転手に、連帯で550万円を支払うよう求めていた。

しかし、その後の捜査で、同社製の大型トラックが同様の脱輪事故を複数起こしていたことが判明した。原告側は、同社が脱輪防止のための、必要な対策を怠っていたとし、新たに1億円の制裁的慰謝料などを請求することにした。

事故は2002年1月、横浜市瀬谷区で発生。外れたタイヤに背中から直撃された主婦(当時29歳)が死亡し、連れていた子供がけが負った。

《編集部》

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