ダイムラークライスラーは、18日監査役会を開き、シュレンプ社長の社長の任期を3年間延長することを承認した。シュレンプ社長は「ダイムラーとクライスラーの合併は失敗だった」と批判を受けているが、監査役会は掌握しているようだ。
シュレンプ社長の任期は2005年の株主総会で切れる予定だったが、今回監査役会で全会一致でシュレンプ社長の任期3年延長を決定、2008年まで社長の座に居座り続けることになる。
メルセデス・ベンツ部門のトップだったフバート氏の後任にはクライスラー部門のCOOのウォルフガング・ベルンハント氏(43歳)が5月1日に就任することも決定した。フバート氏はダイムラーの取締役にとどまり、グループでのリストラを推進する執行自動車委員会の委員長に就任する予定。
シュレンプ社長長期政権が決定…ダイムラークライスラー
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《レスポンス編集部》