氷が割れてRVがドボン!! 釣りの男性が間一髪で助かる

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18日午後、北海道別海町内ある風連湖で、ワカサギ釣りに訪れた釣り人の乗ったクルマが、凍結していた湖面が突然割れたことで水没するという事故が起きた。現場の水深が浅く、クルマの男性は屋根に上っていたところを消防に救助された。

北海道警・中標津署、海上保安庁・紋別海上保安部の調べによると、事故が起きたのは18日の午後1時ごろ。別海町内にある風連湖へワカサギ釣りに訪れた男性が、完全凍結した湖の上をRVで進行していたところ、岸からおよそ70mの地点で突然氷が割れ、クルマが水中に転落した。

男性はクルマからすぐに脱出したが、現場付近は水深が2m程度と比較的浅く、クルマの屋根に上っていたところを通報を受けて駆けつけた消防隊員に救助されている。

男性にケガは無かったが、二次災害に至る可能性が高いことからクルマの回収はできず、現場付近に放置されたままとなっている。

現場付近はこの時期になると完全凍結するが、例年は30cmほどある氷の厚みが、今シーズンは暖冬で10cm程度に留まっていた。30cmの厚みがあればクルマの重量にも耐えるが、今シーズンは人の立ち入りが危険な箇所もあり、海上保安部は「クルマで立ち入らないように」と注意をしていた。

男性はこうした注意については全く知らず、「毎年大丈夫だから今年も入ってしまった」と話しているという。

《石田真一》

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