空から降ってきたクルマと貨物列車が衝突

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21日未明、愛知県名古屋市熱田区内のJR線などと交差する市道の陸橋から乗用車がフェンスを突き破って線路内に転落し、直後に通過した貨物列車と衝突するという事故が起きた。クルマは大破し、車外に放出された女性1人が死亡。2人が軽傷を負った。

愛知県警・熱田署の調べによると、事故が起きたのは21日の午前2時50分ごろ。名古屋市熱田区金山町2丁目付近にある高座橋を走っていたクルマが車線を逸脱し、金属製の欄干を突き破り真下を走るJR東海道本線の線路上に転落した。

この直後、札幌発広島行き下り貨物列車が通過。牽引していた機関車と、線路へ斜めに突き刺さる形で落下していたクルマが衝突した。

貨物列車の機関士は急ブレーキを使用したが、クルマは列車との衝撃で大破。車外に放出された26歳の女性が収容先の病院で4時間後に死亡。クルマを運転していた36歳の男性と、後部座席に同乗していた28歳の女性は奇跡的にも軽傷で済んでいる。

警察ではどうして車線を逸脱し、欄干を突き破ることになったのかクルマを運転していた男性の回復を待ち、事情を聞く方針だ。

《石田真一》

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