いすゞ自動車は25日発表したトラック用のテレマティクス「みまもりくんオンラインサービス」について、当面は大型車『ギガ』シリーズで展開するが、順次、中小型トラックにも対応機種を設定する方針だ。
同サービスに対応するには、走行状況をエンジンECUなどの制御装置からモニタリングする必要がある。このため、モデル切り替え時などで対応していくが、境野皓造副社長は「数年以内にすべてのクラスで可能になる」と述べた。
みまもりくんオンラインでは、車両位置情報がリアルタイムで把握されるため、いすゞは小口配送に使われる小型トラックのニーズも高いと見ており、ハード面の対応を急ぐ構えだ。