渋滞課金のおかげでバス会社の利益が4割増

自動車 社会 社会

ロンドンやイングランド南西部でバスや鉄道を運営する会社ゴー・アヘッドが、1月までの6カ月の中間決算を発表した。同社の純益は43%の増益となったが、これはロンドンの渋滞課金制度によって、バスの乗客者数が増えたことによるものだという。

ロンドンで実施されている渋滞課金制度によって、朝の渋滞時間にバスを利用する乗客の数は、1年前と比べ、2万9000人増の10万6000人になった。

ロンドンを走っているバスの5台に1台は、ゴー・アヘッドが運営していることもあって、同社の半年間の売り上げは、6億3380万ポンド(1290億円)と前年同期に比べて18%も増加した。このため、純利益も同43%増の4700万ポンド(96億円)となった。

渋滞課金制度は、ロンドン市民からはおおむね支持を得ているが、売り上げが減ったと文句を言っている一部の小売り業者が存在するのも事実。あまり儲けすぎるのも考えものかもしれない。

《》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. トヨタ RAV4 新型の価格は390万~630万円と予想…電動グレード体系に再編
  2. ホンダ N-BOX など7車種1万2653台リコール…過去の改善措置が不適切
  3. “空気圧が減る理由”を徹底解説! 今日から始める賢いタイヤ管理術~Weeklyメンテナンス~
  4. スズキ『ジムニー』、フランス最終モデルは55台限り…6月末に発売へ
  5. 約67万円から買える小型トラック、印タタが「エースプロ」発表…EVも用意
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 茨城県内4エリアでBYDの大型EVバス「K8 2.0」が運行開始
  2. BYD、認定中古車にも「10年30万km」バッテリーSoH保証適用
  3. 中国EV「XPENG」、電動SUV2車種を改良…新電池は12分で80%充電可能
  4. コンチネンタル、EVモーター用の新センサー技術開発…精密な温度測定可能に
  5. アステモの軽EV用インホイールモーターやジヤトコの2モーターK12マーチなど、国内サプライヤー技術が熱い!…人とくるまのテクノロジー展2025
ランキングをもっと見る