小学生の列に居眠り乗用車つっこむ

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25日朝、宮崎県西都市内の市道で、集団登校中の小学生の列の後方から乗用車が突っ込み、児童5人を次々になぎ倒すという事故が起きた。この事故で5人はいずれも軽傷を負っている。

警察ではクルマを運転していた26歳の男を業務上過失傷害の現行犯で逮捕している。

宮崎県警・西都署によると、事故が起きたのは25日の午前7時30分ごろ。西都市下三財付近の市道を歩いて集団登校していた小学生5人の列に向かって乗用車が突っ込んだ。

乗用車は市道の右側を歩いていた小学生を次々になぎ倒し、そのまま右側にある畑の中に進入。ようやく停止した。衝突時の速度が比較的遅かったため、負傷した児童5人はいずれも軽傷で済んだ。

警察では事故を起こしたクルマを運転していた26歳の男を業務上過失傷害の現行犯で逮捕した。男は取り調べに対して「夜勤を終えて帰宅しようとしていた。事故を起こした瞬間はつい居眠りをしてしまった」と、居眠り運転の事実を大筋で認めているという。

現場はセンターラインなどもない幅員4m程度の狭い道路。最後尾を歩いていた児童が接近してくるクルマに気づき、早い段階で畑の中へ回避していたことで事故の被害を小さくしたようだ。

《石田真一》

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