ホンダの2月の新車登録台数は、前年同月比4.2%減の4万89台で、14カ月連続でマイナスとなった。
新型『オデッセイ』の販売は好調だが、全体としては依然として国内販売が苦戦していることを浮き彫りにした。ホンダは『フィット』や『ストリーム』の販売が低迷、2003年1月から前年割れが続いている。
昨年10月に発売したオデッセイやマイナーチェンジした『ステップワゴン』、『ストリーム』、『モビリオ』などで販売低迷は底打ちすると見ていたが、2月も水面下のままだ。2月もオデッセイは販売台数が1万台を超えた模様だが、他のモデルが振るわなかった。
ただ、軽自動車は『ライフ』が好調で同36.2%増の2万3347台だった。登録車と軽自動車を合計した販売でも同7.6%増の6万3436台だった。しかし、ホンダの国内販売は利益率の高い登録車販売てこ入れが課題で、苦戦が続きそうだ。