小さいフロントマスクから伸びる、流線型ボディ。競争が激化するプレミアムセダン市場に、メルセデスベンツが『CLS』で新分野を開拓した。
それにしても速かった。『ビジョンCLS』コンセプトカーお披露目された昨秋の独フランクフルトショーからたったの5カ月。猛スピードで量産型CLSに到達してしまった。プラットフォーム、エンジンなどを現行『Eクラス』と共用するため、早業が可能になったといえる。あるいは昨秋の時点ですでに量産化が内定していたのかもしれない。
CLSには272馬力3.5リットルV6エンジン搭載の「CLS350」と、306馬力5.0リットルV8の「CLS500」があり、CLS500は「E500」同様にビルシュタイン製のエアマチックDC(デュアルコントロール)を完備する。
インテリアもEクラスから継承するパーツが多いが、インスツルメントパネル上のウッド部分を大きくとるなど、高級セダンらしい気遣いが見て取れる。
ちなみに「CLS」とは、『CLクラス』と『Sクラス』との中間を現す。セダンとしての車格はEクラスとSクラスの中間を狙っている。




