トランク監禁の男性、生前に暴行を受けていた

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大阪府警は8日、乗用車のトランクに監禁されていた際、追突事故に偶然巻き込まれて死亡した42歳男性が、事故に遭う直前に激しい暴行を受けていた可能性があることを明らかにした。

この事件は6日の未明に発生している。同日の午前3時50分ごろ、大阪府岸和田市内の市道で29歳の男性が運転するクルマが、前方の乗用車に追突した。追突された側の乗用車には4人の男が乗っていたが、さらに1人が潰れたトランクルームの中から引っ張り出された。

追突された側のクルマに乗っていた男たちは、救急隊員が現場に到着した直後に全員が逃走しており、被害に遭った男性がどのような経緯でトランク内にいたのかは不透明なままだった。

トランク内で事故に巻き込まれた男性はすぐに病院へ収容されたが、収容前に死亡していたことが病院で確認されている。

その後の調べで、この男性は田尻町に住む42歳の男性と判明。さらに調べたところ、男性の体には事故によって生じたものとは考えられない複数の傷があることがわかった。この傷は殴打によって生じたものとわかり、このことからも警察では被害にあった男性がトランク内に監禁されていたと断定。逮捕監禁容疑での捜査を始めた。

なお、この男性の死因は殴られたものではなく、事故によって大量の出血を伴い、それが気道に詰まったことによる窒息死と判明している。

追突した側のクルマを運転していた男性は、警察の調べに対して「前のクルマが減速したことには気づかなかった」と供述しているが、警察ではエンジンブレーキなどを使って追突事故を故意に誘発した可能性も含め、現場に乗り捨てられた車両の検証を進めている。

《石田真一》

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