速度違反で、測定記録書を丸呑みして逮捕

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福島県警は14日、速度違反者を現行犯で検挙する際、違反車両の速度を記録する「速度測定記録書」を飲み込み、速度違反の証拠を隠滅しようとした22歳の男を公務執行妨害の現行犯で逮捕した。

福島県警・交通機動隊によると、事件が起きたのは14日の午後0時30分ごろだったという。同隊の覆面パトカーが福島市松川町付近の国道4号線バイパスをパトロールしていたところ、制限60km/hの道路を80-90km/h程度の速度で走行を続けるバイクを発見した。

パトカーに同乗していた隊員が25km/hの速度違反を現認したところで速度測定器のボタンを押し、サイレンと赤色灯を使用した状態でこのバイクを追尾。停止を命じた。

違反を行った22歳の男はすぐにバイクを路肩に止めて停止したが、男に対して隊員が速度測定記録書を提示しようとしたところ、男はいきなりこれをひったくり、そのまま口に含んだ。

隊員は男に吐き出させようとしたが、男は記録書をそのまま飲み込んでしまっていたため、スピード違反ではなく、公務執行妨害の現行犯で逮捕している。

警察の取り調べに対し、この男は「スピード違反したのはわかっていたが、点数が累積されるのが嫌だった」などと供述しているという。

男が飲み込んだ記録書は縦2cm×横3cmで、違反した速度と日時などが記載されているという。

《石田真一》

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