イギリスで、長距離バスの格安戦争が勃発

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イギリスで、長距離バスの格安戦争が勃発
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現在イギリスでは、長距離バスの格安戦争が勃発している。先陣を切ったのは、ステージコーチ社の運営するメガバス。ロンドンから、バーミンガムやポーツマスなど、イギリス国内の主要都市へ、片道1ポンド(200円)で行けるというサービスを2月末より開始した。

メガバスの場合、インターネットで予約すると、予約料として50ペンス(100円)かかるものの、それでも合計300円で主要都市に行くことができる。たとえば、バーミンガムやポーツマスに電車で行く場合には、もっとも安い料金でも20−30ポンド(4000−6000円)はかかることからわかるように、メガバスは破格の運賃を提供している。

ただし、すべての座席が1ポンドというわけではなく、全席の20%が1ポンド、残りの席は最大3ポンド(600円)と、予約した時期により料金が変わる。また、使用するバスは94人乗りの2階建てバスのため、乗客は長時間、窮屈な状態に置かれることになる。それでも1−3ポンド(200−600円)の料金は、これまでの常識をうち破った破格の料金だ。

これに対抗するように、ナショナル・エクスプレス社も、同様の格安サービスを開始した。メガバスと同じように1ポンドの低料金の上、こちらは予約料はとらないとしている。

ヨーロッパの航空会社では、イージージェットなどの格安航空会社が、あっという間に定着してしまっており、これと同じように、長距離バスの運賃も1ポンドが当たり前の時代がくるのではないかと期待が集まっている。

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