【ASV報告会】切り開け、無事故社会……国交省

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【ASV報告会】切り開け、無事故社会……国交省
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国土交通省は16日、『第3期ASV中間報告会』を東京都内で開き、最新の開発状況や普及策などを公表した。ASV=先進安全自動車。

新たな技術開発としては、通信技術を活用し、車車間や車と歩行者の間で接近情報・異常警報をやりとりするプロジェクトが進んでいる。また、既存ASV技術の普及策として、来年度から保険料の割引や税制優遇などを検討していく方針。

すでに市販車に搭載されているASV技術としては『ACC(ブレーキ併用式定速走行装置)』や『車線維持支援装置』、『衝突軽減ブレーキ』、『カーブ警報装置』などがある。

会場にはメーカー各社の技術展示も見られ、トヨタは同日発表した『低速追従式レーダークルーズコントロール』の概念図を展示した。渋滞時などに一定車間距離を保って前車に追随、前走車が停止した場合、自動で停止する。

日産やホンダも同様のシステムを実用化する意向を表明済みだが、前走車に次いで停止するのはトヨタが初めてだ。ただし、ドライバーが装置を過信しないよう、停止から3秒後にはブレーキの残圧を抜きはじめ、ブレーキ操作を求める仕組みになっているという。

《編集部》

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