マツダは18日、『ボンゴ』などのディーゼルエンジン車に設定しているDPF(粒子状物質減少装置)に不具合が見つかったとして国土交通省にリコールを届け出た。
03年12月−04年2月までに生産された『ボンゴ』、『ボンゴブローニイ』、日産自動車『バネット』、三菱自動車『デリカ』の2656台が対象。
DPFで収集したPM(粒子状物質)の自動除去機能を制御するコンピューターに誤ったプログラムを組み込んだため、(1)手動操作によるPMの除去が必要なのに、自動除去機能が作動してしまい、DPFの温度が異常に上昇して排気温度センサーが破損したり、DPFそのものが壊れる、(2)アクセルのオン/オフを頻繁に行いながら走行すると、PMの自動除去機能が作動せず、DPF表示灯が点灯し、頻繁に手動操作でPM除去が必要になる---の2点。
全車両、コンピューターを交換する。