歩道を逃げようとした盗難車、パンクして捕まる

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24日未明、福岡県福岡市で警察官に発見された盗難車がパトカーや一般車への衝突を繰り返し、逃走を図るという事件が起きた。盗難車は約800m逃走したが、パンクで身動きが取れなくなったところを確保。乗っていた16歳の少年も公務執行妨害容疑で逮捕されている。

福岡県警・(福岡)中央署の調べによると、事件が起きたのは24日の午前2時55分ごろだ。福岡市中央区内でパトロール中の同署員が盗難手配が出ていた乗用車が路上駐車されているのを発見。この乗用車の前方にパトカーを止め、職務質問しようとした。

しかし、乗用車に乗っていた若い男は職務質問を拒否して逃走を開始。前方に駐車していたパトカーにぶつけながら強引に走り去った。

パトカーはこの乗用車の後を追ったが、乗用車はその後に一般車両3台にも次々に衝突。信号待ちのクルマに進路を塞がれると、歩道に進入してなおも逃走を続ける構えを見せた。

しかし、段差を乗り越えた際に前輪タイヤがパンク。走行不能になって立ち往生したところを追いついた警察官に取り押さえれ、公務執行妨害の現行犯で逮捕された。

逮捕されたのは16歳の少年で、警察の調べに対しては容疑を否認。クルマの入手経路を含め、何も話そうとはしていないという。

警察では「盗難を行ったのがこの少年なのかはわからない」としており、引き続き調べを進める方針だ。

《石田真一》

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