泥酔運転の元消防士に実刑判決

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泥酔状態でクルマを運転した際に接触事故を起こし、そのまま逃走していたとして業務上過失傷害と道路交通法違反の罪に問われた29歳の男(千葉市消防局の元消防員)に対する判決公判が29日、千葉地裁で開かれた。

裁判所はこの男に対して懲役1年2カ月の実刑を命じている。

問題の事故は今年1月11日に発生している。自宅で飲酒して泥酔状態となった当時28歳の男が買い物に行こうとクルマを走らせ、千葉市中央区白旗1丁目付近の市道(一方通行路)で逆走、35歳の男性が運転する原付バイクと衝突し、弾みで転倒した男性に軽傷を負わせた。

男は現場からそのまま逃走。さらに3-4kmを酩酊状態のまま走ったとみられている。

29日に行われた判決公判で、千葉地裁の下山保男裁判官は「泥酔状態での運転は消防士としての自覚に欠ける」と指摘。弁護側は被告が懲戒免職されているなど、社会的な制裁はすでに受けているとして情状の酌量を求めていたが、裁判所はこれを認めず、懲役1年2カ月の実刑判決を言い渡した。

《石田真一》

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