富士重、輸送機工業を完全子会社化へ

自動車 ビジネス 企業動向

富士重工業は、31日開催の取締役会で、株式交換方式で輸送機工業を完全子会社化することを決議したと発表した。

輸送機工業は、トレーラーやクレーンキャリアなどの大型特殊車両、自動車部品、鉄道車両部品、航空機部品などを製造しているメーカー。富士重が45.6%出資しており、連結子会社となっている。

ここ数年、業績が悪化しており、現在は債務超過ギリギリの状態だ。富士重は、輸送機工業を収益性の見込める事業にリストラして抜本的に経営をてこ入れする方針で、完全子会社化する。

輸送機工業は名古屋証券取引所に上場しており、完全子会社化は、富士重株式との交換で行う。富士重は割当てる株式を金庫株に充てる。5月に、株式交換比率を決定、6月下旬の輸送機工業の株主総会で富士重の完全子会社化を決議して、7月下旬に株式交換を実行する計画だ。

株式交換は金庫株を活用するため、富士重の資本金、業績に与える影響はほとんど無い。

《レスポンス編集部》

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