道路や橋が悲鳴…国交省、対策を強化へ

自動車 社会 社会

国土交通省は、違反が絶えない『特殊車両通行許可制度』を強化し、取り締まりなどを大幅に強化する。

道路法(車両制限令)で、公道を走れる車両には上限がある(重量で20トン、一部道路25トン)が、重量物や長尺物輸送などやむを得ない場合は、都道府県や国道事務所に通行許可を申請し、ルートや速度などを限定して走ることができる。

しかし、実態は車両制限令を超えた運行の7割が無許可だったり、指定された道路を通らないなどの違法状態で走行しているという。このため、橋りょうや舗装が痛み、国交省の試算によると、年間補修維持費5700億円のうち、実に2100億円分が違反車両によるものとされる。

このため、今年10月から違反点数制度を導入するほか、自動取り締まり装置も30カ所程度、設置する。いっぽうで、オンライン申請などにより審査期間を現行の4カ月から4日間に短縮し、申請者の負担を減らして制度利用を促す考えだ。

《編集部》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. ベントレーの超高級住宅、最上階は「55億円」 クルマで61階の自宅まで
  2. BEVを2年間所有した、“リアルな”ランニングコストを大公開
  3. 日産の新型セダン『N7』、発売50日で受注2万台を突破
  4. 【ダイハツ ムーヴ 新型】「ポッキー入れ」にイルミネーション、軽自動車でも質感を“あきらめさせない”インテリアとは
  5. VW『ゴルフGTI』50年の歴史で最強、325馬力の「EDITION 50」発表
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 茨城県内4エリアでBYDの大型EVバス「K8 2.0」が運行開始
  2. 米国EV市場の課題と消費者意識、充電インフラが最大の懸念…J.D.パワー調査
  3. コンチネンタル、EVモーター用の新センサー技術開発…精密な温度測定可能に
  4. 三菱が次世代SUVを初公開、『DSTコンセプト』市販版は年内デビューへ
  5. BYD、認定中古車にも「10年30万km」バッテリーSoH保証適用
ランキングをもっと見る