やっと?! 三菱の海外販売担当副社長が退任

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三菱自動車工業は2日、海外販売を統括していたスティーブン・トーロック副社長が同日付で退任する人事を発表した。経営悪化の原因となった北米販売ローンの大量焦げ付きの責任を取った形だ。

当面、ロルフ・エクロート社長が海外販売統括を兼任する。トーロック氏はダイムラークライスラーのクライスラー部門出身で、2000年10月に三菱自動車の副社長に就任していた。

三菱自動車は今月30日の新たな再建計画発表に向けて、三菱グループなどによる資本注入を調整しており、現役員の経営責任の明確化も行う。トーロック氏の退任もその一環だが、昨年春に北米での不良債権問題が表面化して以降、余りにも遅い「けじめ」といえる。

《池原照雄》

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