ヨーロッパフォードで生産され、フォード・ジャパンから発売されるコンパクトカーの『フィエスタ』。日本での使用状況に合わせて、電動格納ドアミラーや可倒式のルーフアンテナなどが装備されている。
いっぽう、後席にはパワーウィンドウが装備されないといった簡素な面もあり、さらにバックドアもドアロックに連動するタイプではなく、別にバックドアオープナースイッチが用意されている。
これらの装備は日本では今や軽自動車でも当たり前となっているので、使い勝手にやや難がありそうな気がしてしまう。
しかし、これらの装備はヨーロッパでは必要とされていないのだ。あまり後席に人を乗せることがないコンパクトカーにパワーウィンドウは必要ないし、バッグドアが常にアンロックになっているのはセキュリティ上よくないとのこと。
国産車に慣れてしまうと少し使いにくいかもしれないが、せっかく欧州車に乗るならば、ヨーロッパ流に割り切ってしまい、向こうの流儀で乗る方が楽しめるだろう。
逆に後席に大型のヘッドレストや、中央席にも3点式シートベルトを装備しているあたりは、欧州車ならではと思わせてくれる。




