中央分離帯を乗り越える…4人死傷

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5日未明、福岡県福岡市博多区内の県道で、22歳の男性が運転する乗用車が中央分離帯を乗り越え、対向車線側に逸脱。39歳女性の運転する軽ワゴン車と衝突した。

この事故で双方のクルマの運転手が死亡。逸脱した側の乗用車に乗っていた3人が重軽傷を負った。警察では事故発生の原因を調べている。

福岡県警・博多署の調べによると、事故が起きたのは5日の午前0時40分ごろ。福岡市博多区月隈6丁目付近の県道(通称:福岡東環状線)で、22歳男性の運転する乗用車が中央分離帯のブロックを乗り越えて対向車線側に逸脱。順走していた39歳女性の運転する軽ワゴン車の側面部分に突っ込んだ。

この事故で乗用車を運転していた男性と、軽ワゴン車を運転していた女性が死亡。乗用車に同乗していた19歳の双子姉妹など3人が重軽傷を負った。

現場は見通しの良い片側3車線の直線道路で、中央分離帯は高さ20cm近いコンクリートブロックで構成されていた。

警察では乗用車側が著しい速度超過状態でこれを乗り越えた可能性が高いとして、同乗していた3人の回復を待って詳しい事情を聞くとともに、死亡した男性を業務上過失致死傷容疑で被疑者死亡まま送検する方針だ。

《石田真一》

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