【新型VW『ゴルフ』海外試乗】移動に徹したビークルに“華”…小沢コージ

自動車 ニューモデル 新型車
【新型VW『ゴルフ』海外試乗】移動に徹したビークルに“華”…小沢コージ
【新型VW『ゴルフ』海外試乗】移動に徹したビークルに“華”…小沢コージ 全 3 枚 拡大写真

VW=フォルクスワーゲン『ゴルフV』海外試乗会でまず乗ったのは、豪華仕様の2.0リットルFSiモデル。エンジンはアウディ『A3』にすでに搭載されている、VWグループ自慢の新型で、150psのガソリン直噴2.0リットル直4。これは平均燃費がリットルあたり約13.9kmと良好で、パワーとコストを両立したもの。

いや驚きました。ハッキリいって、むちゃくちゃよくなってます。それも全域で。まずは乗り心地とハンドリングのバランス。正直「これがゴルフか」っていうぐらいに洗練されてて、ステアリングが軽いうえ、フィーリングがいい。

昔みたいな重く、ビシーッとした直進安定性はなくなったワケだが、別に高速走行が怖いわけではない。フィールはしっかりしてるから、「フラフラする」というより「好きなところにラクに行ける」って感じ。「より楽しくなった」というべきか。

乗り心地もやけにいい。前のゴルフも特別悪くはなかったが、多少ゴワゴワするというか、滑らかでない部分があった。それがない。おそらくリアに採用したマルチリンク・サスペンションが効いているんだろう。

このハンドリングにも乗り心地にも効果的と思われるのがボディ剛性。「IV」では5mしか使われてなかったレーザー溶接が「V」では70mも使われているそうで、剛性は飛躍的に上がったらしい。まっとうに進化してるという感じですな。ゴルフV。(つづく)

《小沢コージ》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. ベントレーの超高級住宅、最上階は「55億円」 クルマで61階の自宅まで
  2. BEVを2年間所有した、“リアルな”ランニングコストを大公開
  3. 日産の新型セダン『N7』、発売50日で受注2万台を突破
  4. 【ダイハツ ムーヴ 新型】「ポッキー入れ」にイルミネーション、軽自動車でも質感を“あきらめさせない”インテリアとは
  5. VW『ゴルフGTI』50年の歴史で最強、325馬力の「EDITION 50」発表
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 茨城県内4エリアでBYDの大型EVバス「K8 2.0」が運行開始
  2. 米国EV市場の課題と消費者意識、充電インフラが最大の懸念…J.D.パワー調査
  3. コンチネンタル、EVモーター用の新センサー技術開発…精密な温度測定可能に
  4. 三菱が次世代SUVを初公開、『DSTコンセプト』市販版は年内デビューへ
  5. BYD、認定中古車にも「10年30万km」バッテリーSoH保証適用
ランキングをもっと見る