【ソニー『XYZ』】自慢は3D描画…モーションストリートガイド

自動車 テクノロジー カーナビ/カーオーディオ新製品
【ソニー『XYZ』】自慢は3D描画…モーションストリートガイド
【ソニー『XYZ』】自慢は3D描画…モーションストリートガイド 全 4 枚 拡大写真
高精細かつ、非常に高輝度な6.5型VGAモニターを採用したソニー『XYZ』(ジィーゼット)最大の特長は、新開発された3D描画技術「XYZマップエンジン」(仮称)を採用したことにある。

この技術を使い、描かれる地図は「XYZモーションストリートガイド」という名称で呼ばれている。これは東京23区および全国13の政令指定都市のうち、特徴的な約5000カ所の交差点を収録している。

マップ自体はゼンリンの100%出資会社である、ジオ技術研究所という会社が作ったもので、実際の交差点にビデオカメラを搭載したクルマを走らせて撮影。その映像を元にCGに変換したものを使っている。

複数枚のCGをアニメーションのように瞬時に切り替えて自車位置と連動表示させることで、あたかも画像そのものが動いているかのように見えるようになっているが、この画像は圧縮された状態でハードディスク(HDD)内に収録されている。

これを必要な時、必要な場面で瞬時に解凍して使うことになるのだが、解凍から描画まで一連のプロセスを行うのがXYZマップエンジン。ある程度の速度で通過しても自車位置が置き去りにされることはなく、きちんと表示されるところにこの技術の凄さがあるという。

従来からある3Dマップとの違いは「とにかくその描写が細かい」こと。実際の映像がベースとなっているため、目印として有効な店舗の看板まで実物に近い状態で表示されるので、初めて見たときには「こんなところまで!?」と驚いてしまう。

《石田真一》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. メルセデスベンツ『GLC』新型、インテリア先行公開…史上最大39.1インチディスプレイ採用
  2. マツダの新型SUV『EZ-60』すでに4万台の予約殺到! SNSでは「マツダ復権か??」「日本でも売るべき」など話題に
  3. 「本当に世に出るとは」車重わずか1トンで800馬力V12、「超アナログ」スーパーカー…新型車記事ランキング 8月
  4. ホンダ『フリード』がニューレトロに!? ダムドが専用ボディキットのデザインを先行公開 発売は2025年冬
  5. ホンダの社員食堂、白いユニフォームでカレーうどんを金曜日に食べる理由
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. EV充電インフラ-停滞する世界と“異常値”を示す日本…富士経済 山田賢司氏[インタビュー]
  3. ステランティスの水素事業撤退、シンビオに深刻な影響…フォルヴィアとミシュランが懸念表明
  4. SUBARUの次世代アイサイト、画像認識技術と最新AI技術融合へ…開発にHPEサーバー導入
  5. 「ハンズオフ」は本当に必要なのか? 高速での手離し運転を実現したホンダ『アコード』を試乗して感じた「意識の変化」
ランキングをもっと見る