6日午前、新潟県三川村内の磐越自動車道上り線で、走行していた大型トラックのタイヤ1本が脱落、タイヤは路肩のガードレールにぶつかった後、対向車線側に弾き返されるという事故が起きた。
新潟県警・高速隊の調べによると、事故が起きたのは6日の午前8時20分ごろ。三川村小石取付近の磐越自動車道上り線を走行していた大型トラックから、最後部左側のタイヤ1本が突然脱落した。
タイヤは道路左側のガードレールに当たった後、対向車線側に弾き返されて止まった。事故当時、対向車線側にはクルマがいなかったため、これを発端とした二次災害は発生しなかった。
事故を起こしたトラックはハブにホイールを固定するためのボルト8本がすべて折れており、一部は無くなっていた。車体は日産ディーゼル車製だという。
今年2月に以降に発生したタイヤ脱落事故のうち、高速度でクルマが走る環境で大型車のタイヤが脱落するという事故は、3月21日に富山県内の北陸自動車道で観光バスのタイヤが脱落するという事故に続く二度目。