2歳女児死亡…自転車転倒かトラック接触か

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5日午後、埼玉県富士見市内の県道で、59歳の女性が運転する自転車が転倒。後部に乗っていた2歳の女児が路上に投げ出され、間もなく死亡するという事故が起きた。

転倒直後に2人の横をトラックが通過しており、警察では女児がこのトラックと接触した疑いもあるとして、司法解剖を行って死因を特定する方針だ。

埼玉県警・東入間署によると、事件が起きたのは5日の午後5時40分ごろ。富士見市関沢付近の県道を59歳の女性が2歳の女児(孫)を自転車の後部に乗せて走っていたところ、段差にハンドルを取られる形で転倒した。

2人は路上に投げ出される形となったが、この直後に2人の真横をトラックが通過。トラックの運転手は転倒している2人の存在に気づいて急ブレーキを使った。

女性は転倒によって打撲などの軽傷を負ったが、女児は顔や頭から血を流したまま動かず、異変に気づいた通行人が警察や消防に通報した。女児はすぐに病院へ収容されたが、まもなく死亡した。

警察では直後に通過したトラックが女児に接触した可能性もあるとして、トラックの運転手から事情を聞いている。運転手は「ひいたような衝撃は感じていない」と供述している。車体やタイヤにも接触した痕跡は見られず、関連についてはさらに調べを進めている。

また、現時点で女児の死因もわかっておらず、変死扱いとなることから、警察では司法解剖を行い、女児の死因を特定するとともに、どのような経緯で事故が発生したのかについても調べを進める方針だ。

《石田真一》

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