【ニューヨークモーターショー04】開幕…日産vsホンダの代理戦争

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【ニューヨークモーターショー04】開幕…日産vsホンダの代理戦争
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日本でいちばん売れるクルマ『カローラ』の販売台数は、だいたい年間20万台。いっぽうアメリカでは、『カムリ』の年間販売台数はなんと40万台(!)。台数で単純に倍、車両価格を考えたらそれ以上の差がある。それだけアメリカ市場というのはバカでかいのだ。

そのアメリカで今注目なのが、日産の北米高級ブランド「インフィニティ」だ。それまでのイメージから一転、高級SUV『FX45』などの人気を受けて、元気いっぱい。逆にホンダの北米高級ブランド「アキュラ」は、割を喰った感じで今ひとつ元気がない。

そこで今回のニューヨークモーターショーでは、ホンダが『レジェンド』のアメリカ版、アキュラ『RL』(コンセプト)を発表し、本気を見せた。すると日産が『セドリック/グロリア』のアメリカ版、インフィニティ『M45』(コンセプト)をぶつける。まさにガチンコ勝負である。

利益率も販売台数も桁違いな、世界で一番“おいしい”マーケットで、パイの喰いあいが始まった。その初戦がここニューヨークモーターショーで繰り広げられることになりそうだ。

ニューヨークモータショー
■正式名称:New York International Auto Show
■会場:ニューヨーク州マンハッタン
ヤコブ・K・ジャビッツコンベンションセンターにて
■一般公開:4月9日−18日

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