アクセルを思い切り踏み込んで踏切に進入

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6日夜、愛知県岡崎市内の名古屋鉄道・名古屋本線の踏切で、踏切待ちをしていた乗用車が突然加速して内部に進入。走ってきた普通電車と衝突した。衝突時の速度が低く、乗用車を運転していた56歳の男性と、電車の乗客乗員約30人にもケガは無かった。

愛知県警・岡崎署によると、事故が起きたのは6日の午後8時20分ごろ。岡崎市宇頭付近の名古屋鉄道・名古屋本線、宇頭〜矢作橋駅間の踏切で、踏切待ちをしていた56歳男性運転の乗用車が突然加速。目前の遮断棹をはねのける形で踏切内に進んでいった。

踏切には東岡崎発犬山行きの普通電車が迫っていたが、現場付近の踏切は駅の直前にあり、電車はすでに停車するための最終減速中だった。踏切に進入してくる乗用車の存在に運転士が気がつき、急ブレーキを掛けた際には20km/h程度まで減速していたが、完全停止には至らず、そのまま突っ込んだ。

クルマはボンネット付近が衝突によって大破したが、運転していた男性にケガは無く、電車の乗客も無事だった。

警察では乗用車を運転していた男性から事情を聞いているが、男性は「考え事をしていたらブレーキから足を離してしまった。クルマがクリープ(現象)によって動き出したので、慌ててペダルを踏んだが、それがアクセルだったようだ」と供述している。警察では過失往来危険容疑でこの男性を書類送検する方針だ。

《石田真一》

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