7日未明、長野県東御市(旧東部町)内の上信越自動車道上り線で、追越車線を逆走してきた軽トラックと、順走していた普通トラックが正面衝突するという事故が起きた。軽トラックの運転手は事故後に車外へ出たが、別のトラックにはねられて死亡した。
長野県警・高速隊によると、事故が起きたのは7日の午前3時ごろだという。東御市和(旧東部町和)付近の上信越自動車道上り線で、追越車線を逆走してきた軽トラックが、順走していた4トントラックと正面衝突した。
軽トラックは衝突によって大破したが、運転した76歳の男性は車外に脱出。クルマの様子を見ようと走行車線側に立つ形となった。そこに後続の別のトラックが通過。男性はこれにはねられて死亡した。
死亡した男性は坂城インターチェンジの出口車線から下り線に進入して逆走。対面通行区間となる途中のトンネルで上り線に戻っていた。ところが、東部湯の丸サービスエリアに入った後、今度は上り線を逆走する形で進行し、事故に遭ったとみられている。
警察では男性が逆走に至った経緯などを調べている。