アメリカといえばステーションワゴンの国、と言うイメージがあったが、現状はそうではない。ワゴンはほとんど見かけない。その代わりにミニバンやSUVが大流行だ。
現地のジャーナリストいわく、「ステーションワゴンはママが子供を迎えに行くときに使うクルマというイメージが強くなり、人気が落ちた。そのかわりにミニバンやSUVが売れている」。
8日発表された新型日産『エクステラ』はそんな背景から生まれた、『パスファインダー』の派生モデル。4.0リットルV6エンジンに5AT/6MTを組み合わせる。リアにリーフリジッドサスペンションを採用し、ラグジュアリー志向のパスファインダーと違い、ハードなユーザーに向けて仕立てられたモデルだ。
日本ではSUV市場が冷え込んでいることもあり、導入予定はないとのこと。もちろんこれだけ大きな本格派SUVは、アメリカにこそ似合う。