ダイムラークライスラー、大幅減益でも配当は前年並み

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ダイムラークライスラー、大幅減益でも配当は前年並み
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ダイムラークライスラーは、ドイツで年次総会を開催し、2003年の実績を発表、配当は昨年と同額とすると発表した。

約1万人の株主を前に、シュレンプ会長は演説、グループの2003年の実績について詳細に報告した。グループの営業利益は51億ユーロ(クライスラーグループ再建計画及びMTUエアロエンジン売却による一時的利益を除く)で、売上高は1364億ユーロだった。ただ、クライスラー部門の収益悪化などで、最終利益は前年同期比9割の減益。

ダイムラークライスラーの産業活動によるフリーキャッシュフローは大幅に改善し、自己資本比率は上昇したほか、メルセデスベンツグループと金融サービス部門の昨年実績は過去最高だった。

取締役会及び監査役会は、株主総会で、2003年の配当として昨年と同額の1株当たり1.50ユーロを提示した。配当総額は15億ユーロで、ドイツ株式市場DAX上場企業として最高。

《レスポンス編集部》

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