【三菱WRC】グラベルだぞ、速いぞ、滑るぞ

モータースポーツ/エンタメ モータースポーツ
【三菱WRC】グラベルだぞ、速いぞ、滑るぞ
【三菱WRC】グラベルだぞ、速いぞ、滑るぞ 全 1 枚 拡大写真

三菱自動車と同社のモータースポーツ統括会社MMSPは、15日−18日にニュージーランドのオークランドを中心に開催されるラリー・ニュージーランドに、「チーム三菱自動車モータースポーツ」から『ランサーWRC04』2台で参戦する。 

ラリー・ニュージーランドに三菱チームが送り込むドライバーは、エースであるジル・パニッツィと、若手のクリスチャン・ソルベルグのふたり。
 
パニッツィは、ニュージーランドの出場経験は2002年の1回のみだが、初出場で総合7位という成績を残している。パニッツィは本来ターマック(舗装)ラリーを得意としているが、グラベルラリーでのパフォーマンスも急上昇中。

パニッツィは「メキシコで発生したトラブルを解決するためにフランスで集中的にテストを行なった。エンジニアのおかげでかなり信頼性は向上したと思う」と語る。

いっぽう第2戦スウェディッシュに参戦し、今回で2回目のランサーWRC04ドライブとなるソルベルグ。母国フィンランドと共通点の多いニュージーランドのグラベル路をソルベルグがどう走るのかに注目が集まる。

ソルベルグは、2002年のこのラリーではグループNのランサーエボリューションで参戦し、プロダクションカー世界ラリー選手権で優勝している。去年はWRカーのランサーエボリューションWRC2で一時総合7位を走行しながらも、途中リタイア。

ソルベルグは「ニュージーランドは僕のスタイルに合っているが、優先しなければならないのは完走すること。今回のラリーのポイントとしては、いかに集中力を持続させるかということだ。今回から導入されるミルピステシステムのお陰で、大忙しとなりそうだから」と語っている。

《高木啓》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. ポルシェ、電動化戦略を大幅見直し…内燃エンジンモデル拡充へ
  2. 日産『ルークス』に「AUTECH LINE」、新型唯一のブラック内装…225万8300円から
  3. 日産の新デザイン、『セントラ』新型を米国発表…「Vモーショングリル」に新解釈
  4. 「本気の電動二輪が出てきた」ホンダ初のフルサイズEVバイク『WN7』発表にSNS沸く
  5. フェラーリ『849テスタロッサ』、日本初披露…価格は6465万円から
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. EV充電インフラ-停滞する世界と“異常値”を示す日本…富士経済 山田賢司氏[インタビュー]
  3. ステランティスの水素事業撤退、シンビオに深刻な影響…フォルヴィアとミシュランが懸念表明
  4. SUBARUの次世代アイサイト、画像認識技術と最新AI技術融合へ…開発にHPEサーバー導入
  5. 「ハンズオフ」は本当に必要なのか? 高速での手離し運転を実現したホンダ『アコード』を試乗して感じた「意識の変化」
ランキングをもっと見る