連続放火…暴走族の元メンバー3人を逮捕

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愛知県警は13日、不法投棄された車両に放火を繰り返していたとして、半田市周辺を拠点とする暴走族メンバー3人を器物損壊容疑で逮捕した。半田市周辺ではこれまでに85台の放置車両が燃やされる被害が出ており、警察では関連を調べている。

愛知県警・捜査一課によると、今回逮捕されたのは半田市周辺を拠点とする暴走族の元メンバー3人で、うち1人は少女だという。

この3人は2002年10月から2003年1月までの間、半田市や周辺の3町で路上などに不法投棄された放置車両をターゲットに火を放つなどしていた疑いが持たれている。

半田市周辺では同時期に放火を原因とする車両火災が多発。同時期に警察へ対し、犯行声明や犯行予告と受け取れる若い男女からの電話が寄せられていた。電話は公衆電話からの発信が大半で、電話がなされた場所と火災現場が離れていることも珍しくなかった。

警察では複数の容疑者が役割分担を行いながら犯行に及んでいると断定。別件で逮捕した暴走族グループのメンバーから「面白半分に放置されたクルマに放火していた連中がいる」という情報を得た。これが昨年1月8日未明に武豊町で発生した連続放火に関連するものとわかり、継続捜査を行っていたところ、今回逮捕した3人の存在が浮上した。

逮捕された3人は容疑を否認しているという。

《石田真一》

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