【ニューヨークモーターショー04】スポコン戦国時代…シボレー『コバルトSS』

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【ニューヨークモーターショー04】スポコン戦国時代…シボレー『コバルトSS』
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年初1月に開催されたロサンゼルスオートショーでデビューした、シボレー『キャバリエ』の後継モデル『コバルト』。ニューヨークオートショー(ニューヨークモーターショー、一般公開:9−18日)ではコバルトの「SS」(スーパスポーツ)仕様が発表された。

ノーマルの140馬力2.2リットル直4「エコテック」エンジンにかわり、2.4リットルエンジンが搭載され、パワーは170馬力にアップしたスポーツモデルだ。

シボレーのエントリーモデルでもあるコバルトは、顧客層として若者を強く意識したモデル構成を展開してゆくようだ。SSに続き、スーパーチャージャーを搭載した205馬力の「SSスーパーチャージャー」も2万ドル(約220万円)という破格のプライスでラインナップに加わることになっている。

SSのホイールは、ノーマルの15インチに対し、18インチ。リアウィングも装填され、60年代からのシボレーのスポーツバッジ「SS」を冠するに相応しいピュアスポーツモデルに仕上げられている。

アメリカでは、『ランエボ』や、『インプレッサWRX』等、日系スポコンが大ヒット中。ビッグスリーが指をくわえて見ているわけはなく、先にフォードは『フォーカス』、クライスラーは『ネオンSRT4』という「走り屋仕様」を投入している。

GMも一歩遅れた感はあるが、この人気市場へと参入。スポコン市場は、日系、ビッグスリー揃い踏みの群雄割拠、戦国時代に突入しそうだ。

《ケニー中嶋》

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