衝突で車外放出、対向車にはねられ死亡

自動車 社会 社会

14日夜、神奈川県大磯町内の小田原厚木道路上り線で、ハンドル操作を誤ったとみられる乗用車が立体交差する道路の高架の橋脚に衝突。その後、中央分離帯に再度衝突した。この事故で乗っていた2人が車外へ放出され、全身を強く打って死亡している。

神奈川県警・第2交通機動隊によると、事故が起きたのは14日の午後8時40分ごろ。大磯町生沢付近の小田原厚木道路上り線で、東京方面に向かって走行していた乗用車が道路左側の斜面に乗り上げ、現場付近で交差する別の道路の橋脚に激突。弾き飛ばされ反対側の中央分離帯のガードレールにも衝突した。

2回の衝撃でクルマは大破し、乗っていた2人の男性は相次いで車外に放出された。このうち23歳の男性は対向車線側まで飛ばされ、現場を通りがかった55歳男性運転のタクシーに腹部を踏まれて死亡。22歳の男性は頭を強打し、脳挫傷が原因で死亡した。

現場は見通しの良い直線道路だが、事故当時は雨が降っており、路面がかなり滑りやすい状態だった。警察ではスピードを出しすぎてスリップしたか、ハンドル操作を誤ったことが事故につながったとみている。

また、2人ともシートベルトを着用していなかった可能性が高く、これが死に直結したとみられている。

《石田真一》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. 日産のピックアップトラック、『ナバラ』新型が11月19日デビューへ
  2. サーキットも通勤路も楽しくなる! スポーツタイヤの“リニアな気持ち良さ”を体感せよ~カスタムHOW TO~
  3. 【マツダ CX-5 新型】反対を押し切った「一本のプレスライン」が生み出す妙、「原点回帰」めざしたデザインとは
  4. コックピット見えた! 2027年型ポルシェ『718ケイマンEV』、衝撃の価格も発覚
  5. ホンダ『S2000』にスーパーチャージャー、老舗JDMチューナーが580馬力にカスタム…SEMA 2025
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. EV充電インフラ-停滞する世界と“異常値”を示す日本…富士経済 山田賢司氏[インタビュー]
  3. ステランティスの水素事業撤退、シンビオに深刻な影響…フォルヴィアとミシュランが懸念表明
  4. SUBARUの次世代アイサイト、画像認識技術と最新AI技術融合へ…開発にHPEサーバー導入
  5. 「ハンズオフ」は本当に必要なのか? 高速での手離し運転を実現したホンダ『アコード』を試乗して感じた「意識の変化」
ランキングをもっと見る