三菱ふそう、宇佐美会長が引責辞任…タイヤ脱落事故

自動車 ビジネス 企業動向

三菱ふそうトラック・バスは、代表取締役会長の宇佐美隆氏が15日付けで辞任したと発表した。一連のタイヤ脱落事故の責任をとったと、見られる。

後任会長は日本人が就任する予定で、近日中に決定して記者会見を開く。

宇佐美氏は、三菱自動車から、トラック、バス事業部門を社内分社化した三菱ふそうトラック・バスカンパニーで、2001年から社長に就任していた。三菱ふそうトラック・バスを完全分社化した2003年からは、代表取締役会長だった。宇佐美氏は15日、ポート社長に辞表を提出、同日受理された。

同社で、一連のタイヤ脱落問題で役員が辞任したのは初めて。

辞任に当たって宇佐美氏は次のコメントを発表している。

「私は分社化する以前の三菱ふそう時代を含め長年、トラック、バス事業に携わってきました。当社の大型車のリコールにかかわる一連の事態についてご利用いただいているお客様はじめ、関係各位に多大な迷惑と心配をおかけしていることについて改めて深くお詫び申し上げます」

「また、タイヤ脱落事故でお亡くなりになられた方のご冥福を心からお祈りするとともに、ご遺族に対して哀悼の意を表します。三菱ふそうトラック・バスが今後、信頼回復を成し遂げ、再出発することを祈っています」

《レスポンス編集部》

【注目の記事】[PR]

レスポンス公式TikTok

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. パナソニック ホールディングス・人事情報 2025年11月1日付
  2. 新型トヨタ『RAV4』にモデリスタ、「アーバン」と「ラギッド」の2スタイルでカスタマイズ
  3. 注目の125ccスクーター2台をガチンコ比較!「静粛」のアクシスZか?「快活」のアドレス125か?
  4. トヨタ『RAV4』新型、3つのスタイルで登場…まずはハイブリッドを450万円から発売
  5. キヤノン3社、ナノインプリント技術や先端パッケージング装置を展示へ…SEMICON Japan 2025
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. EV充電インフラ-停滞する世界と“異常値”を示す日本…富士経済 山田賢司氏[インタビュー]
  3. ステランティスの水素事業撤退、シンビオに深刻な影響…フォルヴィアとミシュランが懸念表明
  4. SUBARUの次世代アイサイト、画像認識技術と最新AI技術融合へ…開発にHPEサーバー導入
  5. 「ハンズオフ」は本当に必要なのか? 高速での手離し運転を実現したホンダ『アコード』を試乗して感じた「意識の変化」
ランキングをもっと見る