ひき逃げのトラック運転手、「覚えはない」と否認

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16日深夜、東京都新宿区内の国道20号線で、左折中の大型ダンプトラックが横断歩道を渡っていた70歳の女性をはね、そのまま逃走するという事故が起きた。

女性はほぼ即死の状態だったが、約20分後に逮捕されたダンプの運転手は「身に覚えがない」と供述している。

警視庁・四谷署によると、事故が起きたのは16日の午後11時30分ごろだという。新宿区四谷3丁目付近の国道20号線で、横断歩道を歩いていた70歳の女性を左折してきた大型ダンプがはねた。

ダンプは減速しないまま左折し、女性をはねた後もそのまま現場から走り去った。後続車のドライバーが警察と消防に通報。女性は近くの病院に収容されたが、間もなく死亡が確認された。

警察では現場から逃走したダンプトラックの行方を追ったが、事故発生から約20分後に現場から1kmほど離れた路上で該当のダンプトラックを発見。車両に事故の痕跡が確認できたため、運転していた32歳の男を業務上過失傷害と道路交通法違反(ひき逃げ)容疑で逮捕した。

取り調べに対し、運転していた男は「身に覚えがない。横断歩道に人がいたとは知らなかった」と供述している。警察では引き続き男を追及しており、事故当時は比較的交通量が少ない時間だったにも関わらず、男が長距離の逃走を行っていないことなどから、どこかにダンプを止め、痕跡の確認を行っていた可能性もあるとして調べを進めている。

《石田真一》

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