ダイムラークライスラー日本は、2004年第1四半期(1−3月)のブランド別販売台数を発表した。メルセデスベンツは、3月の販売台数としては、歴代2位の6389台を販売した。
メルセデスベンツの販売は、『Cクラスセダン』『同ステーションワゴン』の限定車や『Eクラスステーションワゴン』『ビアノ』などが好調で、前の年の同じ月にくらべ8.8%増加した。
スマートブランドは、同40.3%減の647台。『スマートK』や『同クーペ』が不調だった。
クライスラーは、販売競争の激化により、『PTクルーザー』が苦戦、前年同月にくらべ26%減の726台にとどまった。4月には限定車を、夏にはカブリオを発売することから、同社では、販売は持ち直すと期待している。ジープは同8.7%増の711台だった。
商用車部門は、前年同月にくらべ52.6%増の206台だった。メルセデスベンツ『アクトロス』の3月の販売が、同23.3%増の90台と、昨年9月を上回り過去最高となった。
同モデルは1−3月も同74.8%増の187台と大幅に増加。同社では、新規顧客の開拓が販売増につながったとしている。
また商用バンの『T1N』は、新型への切り替え前により、同32.1%減の19台だった。