飲酒運転を隠蔽? 当て逃げした男を逮捕

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18日未明、岡山県岡山市内の国道2号線の交差点で、信号無視で進行したとみられる乗用車が、他の乗用車と出会い頭に衝突するという事故が起きた。

この事故で衝突された側の2人が意識不明の重体となったが、衝突側の運転者は現場から逃走。約6時間後に逮捕されている。

岡山県警・岡山東署によると、事故が起きたのは18日の午前3時5分ごろだという。岡山市中央町付近の国道2号線の交差点で、乗用車同士が出会い頭に衝突するという事故が起きた。

追突された側のクルマは右側面部分を中心に大破し、運転していた32歳の男性と、同乗していた55歳の男性が共に頭を強打。意識不明の重体となった。

このクルマと衝突したとみられるもう一方の乗用車の運転者は事故直後に現場へクルマを放置し、走って逃走した。

被害車両の右側面に相手車両がぶつかっていることなどから、相手車両が信号無視の状態で国道を直進、青信号に従って走行していたクルマと出会い頭に衝突したものとほぼ断定した。

警察では重傷ひき逃げ事件として捜査を開始したが、事故から約6時間後の午前9時すぎ、岡山東署に「私が当て逃げをしました」と36歳の暴力団組長が出頭。業務上過失傷害と道路交通法違反(ひき逃げ)容疑で緊急逮捕している。

取り調べに対し、男は容疑を大筋で認めているが、警察では逃走の背景に飲酒運転の疑いがあるとして、さらに追及していく方針た。

《石田真一》

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