ダイムラーの出資、「すぐ放出」はない…三菱が確認

自動車 ビジネス 企業動向
ダイムラーの出資、「すぐ放出」はない…三菱が確認
ダイムラーの出資、「すぐ放出」はない…三菱が確認 全 1 枚 拡大写真

三菱自動車工業の広報部は23日午後、独ダイムラークライスラーが経営再建支援の打ち切りを決めた問題で、三菱への出資分が直ちに引き上げられることはないとの見通しを示した。

ダイムラー側に確認した結果として「すぐ放出するという意向は確認していない」と、コメントした。ただ、将来の資本引き上げに含みを残した確認内容であり、資本提携の継続についてはあいまいなままだ。

筆頭株主であるダイムラーの三菱への出資比率は37%。三菱重工業など三菱グループが肩代わりするには余りに大きい。今後は三菱自動車が20%保有する三菱ふそうトラック・バス株式のダイムラーへの売却などをからめながら、資本関係を整理することも検討されよう。

《池原照雄》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. 「TWIN TURBOのロゴ懐かしい!」Z32ファン感涙、レトロ感あふれる新型『フェアレディZ』が話題に
  2. 「みんなガソリン車が欲しいんだよ…」フィアットの新コンパクト『グランデパンダ』、6速MT登場に日本のファンも反応
  3. アイシンが明かす、トランスミッションの膨大な経験値とノウハウが電動化を主導する理由
  4. メルセデスベンツ、全固体電池搭載『EQS』で1205km無充電走行を達成
  5. 「めっちゃカッコよくない?」無限仕様の新型『プレリュード』が話題に、SNSではホイールにも「たまらない」の声
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. EV充電インフラ-停滞する世界と“異常値”を示す日本…富士経済 山田賢司氏[インタビュー]
  3. ステランティスの水素事業撤退、シンビオに深刻な影響…フォルヴィアとミシュランが懸念表明
  4. SUBARUの次世代アイサイト、画像認識技術と最新AI技術融合へ…開発にHPEサーバー導入
  5. 「ハンズオフ」は本当に必要なのか? 高速での手離し運転を実現したホンダ『アコード』を試乗して感じた「意識の変化」
ランキングをもっと見る