速度超過、シートベルト未着用の少年が車外放出

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26日未明、富山県富山市内で、速度超過のためにカーブを曲がりきることがでぎず、乗用車が橋の欄干に衝突を繰り返す事故が起きた。この事故でベルト未着用のまま乗っていた少年2人が車外放出で死傷している。

富山県警・富山署によると、事故が起きたのは26日の午前0時20分ごろ。富山市稲荷元町3丁目付近のJR北陸本線を跨ぐ市道の陸橋上で、17歳から18歳の少年4人が乗った乗用車が速度超過のために前方の右カーブを曲がりきることが出来ず、そのまま左側にある橋の欄干に激突した。

クルマはそれでも止まらず、衝突の弾みで右側の欄干まで弾き飛ばされて再度衝突した。この際、後部座席でシートベルト未着用で着座していたとみられる17歳と18歳の少年が車外放出され、ともに約10m下の側道に転落した。

この事故で17歳の少年が脳挫傷などを原因として死亡。18歳の少年も頭を強打しており、意識不明の状態が続いている。運転席と助手席に乗っていた少年はシートベルトを着用しており、軽傷で済んだ。

現場は緩やかな右カーブとなっているが、乗用車はこれをほぼ直進する形で追突している。警察では乗用車がスピードをを出し過ぎ、カーブを曲がることができなかったことが事故につながる原因になったとみている。

《石田真一》

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