ダイムラークライスラー純利益33%減…第1四半期

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ダイムラークライスラー純利益33%減…第1四半期
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ダイムラークライスラーが29日発表した、第1四半期(1−3月期)決算は、メルセデスベンツ部門の悪化が響き、純利益は前年同期比33%減の3億9300万ユーロ(510億円)となった。

同社全体の販売台数は、前年同期比3%増の107万6600台となった。これは、メルセデス部門は前年割れだったが、クライスラー部門と商用車が大きく伸びたことによる。全体の売上高は、同3%減の323億5100万ユーロ(4兆2056億円)だったが、クライスラーと商用車か寄与し、営業利益は同10%増の15億4100万ユーロ(2003億円)となった。

メルセデス部門は、ユーロ高と欧州市場の景気悪化に伴い、販売台数は9%減の26万6000台となったが、売上高は同6%減の116億7400万ユーロ(1兆5176億円)、営業利益は同7%減の6億3900万ユーロ(830億円)だった。

一方、クライスラー部門の販売台数は同6%増の68万4800台、売上高は同5%減の120億6000万ユーロ(1兆5678億円)となった。営業利益は、2億9800万ユーロ(387億円)と倍増した。

また、同社は、ユルゲン・シュレンプ社長の続投を監査役会が支持したことや、今後、アジア戦略の見直しを進めることを発表した。また三菱自動車の株式については、株価次第で放出もあり得ることを示唆した。

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