【新型フォード フィエスタ試乗】コンパクトでも走行性能はキッチリ!

自動車 ニューモデル 新型車
【新型フォード フィエスタ試乗】コンパクトでも走行性能はキッチリ!
【新型フォード フィエスタ試乗】コンパクトでも走行性能はキッチリ! 全 3 枚 拡大写真

フォードから発売された新型コンパクトカーの『フィエスタ』。激戦を極める日本の輸入車コンパクトカー市場において、ライバル車に対しての優位性は? との問いに、フォード・ジャパンマーケティング本部 竹鼻淳氏が真っ先に「走行性能の高さです」と答えただけあって、プレス向けの試乗会にはコンパクトカーとしては珍しく、ジムカーナコースが用意されていた。

【画像全3枚】

ジムカーナコースでのフィエスタの走りは、軽快感にあふれている。素早いステアリング操作にも難なくクルマが追従してくれ、スラロームのような右にロールが残ったような状態から左に切り返しを行っても、すぐにクルマが向きを変えようと動いてくれる。

タイトコーナーのターンでもロールはするものの、不安な印象を受けることはない。ハイグリップとはいえないタイヤを装着しながらも、意外なほど高い限界までクルマが粘ってくれ、限界を超えてからのコントロールもしやすい。

最近はコンパクトカーでも重心が高いクルマが多いが、フィエスタに関してはその印象は皆無。走りに関してはライバル車のスポーツグレードを除けば、一歩抜きんでたものをもっているといってよいだろう。

ブレーキに関しても、ペダルの踏み応えは日本での使用を考慮して柔らかく変更されているが、フルブレーキングを行なっても姿勢の変化が少なく、いざというときに安心して思い切り踏み込むことができる性能を持っている。

フィエスタのメインターゲットは女性ということだったので、ジムカーナまでこなしてしまうほどフットワークが優れていたのは意外。ここまで走りが楽しければ、じゅうぶん男性ユーザーにも訴求できるクルマといえるだろう。(つづく)

《岡島裕二》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. カローラクロスと立場が逆転、だからこそ生まれた「斬新セダン」のデザイン…ジャパンモビリティショー2025
  2. シトロエンの超小型EV『アミ』、初のマットブラック仕様「ダークサイド」登場…約157万円から
  3. ライバルはアルファード? メルセデスベンツの最高級ミニバンが日本初公開!…ジャパンモビリティショー2025
  4. ルノー『クリオ』新型、フランスで受注開始…約350万円から
  5. トヨタ自動車 128万台にリコール…パノラミックビューモニターの確認ができない
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. EV充電インフラ-停滞する世界と“異常値”を示す日本…富士経済 山田賢司氏[インタビュー]
  3. ステランティスの水素事業撤退、シンビオに深刻な影響…フォルヴィアとミシュランが懸念表明
  4. SUBARUの次世代アイサイト、画像認識技術と最新AI技術融合へ…開発にHPEサーバー導入
  5. 「ハンズオフ」は本当に必要なのか? 高速での手離し運転を実現したホンダ『アコード』を試乗して感じた「意識の変化」
ランキングをもっと見る