50ナノミクロン以下を捕らえる!!…排ガスフィルター

エコカー 燃費

排ガスに含まれる不活性炭素を触媒によって酸化させる技術が、イギリスの科学者によって実現された。不活性炭素などの50ナノミクロン以下の細かい粉塵は、排気管のフィルターをすり抜けて排出されるため、喘息などの病気の原因となってきた。

この新技術は、イギリスの触媒メーカーのジョンソン・マッティ社とインペリアル大学が共同して運営するプロジェクト「GASPART」(an exhaust gas particle control system)から生み出された。

同技術では、排気管の中に静電気を帯びた電線を入れ、静電気によって集められた不活性炭素を、触媒によって酸化させる、というプロセスをとる。

同技術のプロトタイプの試験運用はすでに開始されている。専用の触媒を開発する以外には新しい技術も必要ではなく、実用化も近いと、同プロジェクトに期待が集まっている。

《》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. ファン必見!『ミニGSX-R』は1000台注文あれば販売される!?「鈴鹿8耐」最注目の“スズキの隠し球”
  2. 内装はまるで「地中海のヨット」! VWが新型キャンピングカー『グランドカリフォルニア』発表へ
  3. フォード『ブロンコ』が60周年、初代をオマージュした記念パッケージが登場
  4. ホンダ『シビック』の顔が変わる! 英国版のグリルとバンパーが新デザインに
  5. 日本とは違う『カローラセダン』に「GRスポーツ」が登場、ステアリングもGRがチューニング
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. EV充電インフラ-停滞する世界と“異常値”を示す日本…富士経済 山田賢司氏[インタビュー]
  3. ステランティスの水素事業撤退、シンビオに深刻な影響…フォルヴィアとミシュランが懸念表明
  4. SUBARUの次世代アイサイト、画像認識技術と最新AI技術融合へ…開発にHPEサーバー導入
  5. 「ハンズオフ」は本当に必要なのか? 高速での手離し運転を実現したホンダ『アコード』を試乗して感じた「意識の変化」
ランキングをもっと見る